先日、東京でも雪が降りましたね。都心はさすがに整備が素晴らしく大部分は不安なく歩くことができましたが、23区内でも住宅地では降雪の翌日には、踏み固められた雪がガチガチに固まり非常に危ない状況もありました。そして、残念ながら転倒で怪我をされた方も大勢出てしまったとの報道がありました。
筆者は山登りが大好きで、毎週のようにどこかの山を登っています。とはいえ、本格的な雪山はやっておらず冬シーズンは雪のない低山に行きます。ですが、この厳冬期シーズンは万が一の降雪・積雪に備えてチェーンスパイクをリュックに入れて歩いています。これが街歩きでも今回、大活躍しましたので、ご紹介したいと思います。
というか、、、山は登る前に色々な情報収集をします。結構な降雪があるとわかっている場合はそもそも登りに行きませんw。小屋に泊まった翌日にまさかの!とか、、インターネットで登山道の情報収集をしても完璧には把握できない!とかのいわゆるお守りとして持って歩いています。というわけで実はチェーンスパイクをガチで使ったのは今回が初めてです。
チェーンスパイクとは
文字通りチェーンとスパイクでできたもので、登山靴に靴下を被せるように履かせて使います。私が使っているのは、モンベルのチェーンスパイクです。樹脂製のベルト部分で靴とチェーンをずれないようにホールドしてくれます。
履き方は簡単で、靴下を履く時と同じ要領で爪先から履かせます。この靴底に這っているチェーンと、それから小さな爪でがっちりと雪や氷をホールドしてくれます。片足10秒程度ですぐに履くことができます。
そして、これ、、登山靴だけではなくスニーカーにも履かせることができました。
重さや値段
山の道具の優れている所って、頑丈なだけじゃなく、とにかく軽量でコンパクトなんですよね。片側で180g。両足分で360gです。通勤や通学のかばんに忍ばせるには問題にならない重さだと思います。専用のスタッフバッグ(ポーチ)も付属していて片手サイズくらいに収まりますし、かばんの中の他のものに汚れが移る心配もありません。
使ってみた感じ
まさに「感動」の一言です。ピタッと止まって全くなんの心配もなくガチガチに凍った道を歩くことができます。スニーカーでも歩行中にスパイクがズレてくることもなく安心して自宅から駅までを歩くことができました。
転ばないようにペンギン歩きで足元に全集中で、ゆっくり歩いていた以前が全く嘘みたいになります。ザクっザクっと絶対的な安心感を与えてくれる踏みしめ音を楽しみながら、たまにしか見られない関東での銀世界を満喫できます。
筆者が使っているモンベルのチェーンスパイクは5000円くらいでしたが、Amazonではもう少し安いものもあるようですね。
最後に・・・
ほとんどの道路という道路はアスファルト等で舗装されています。土や草の上とは違い、勢いよく転んでしまうと簡単に怪我をしてしまい非常に危ないですよね。また、普段身につけているものや持っている物って精密機器類をたくさん持っていますし、冷え込む帰宅時は、帰りがけのスーパーで生卵やお刺身等、転びたくないものを運ぶこともしばしば。
本当に感動的な歩行体験だったので紹介させていただきました〜